【自転車の部位別飛散状況の確認1】
大気中に漂う浮遊物によってチェーンが黒色化していないとすれば、自転車の走
行時における車輪のタイヤから巻き上げられた飛散物が駆動するチェーンに付着し、
それが原因となって黒色化していると考えるのが、今までの考察から推測すると有
力となるのではないでしょうか。タイヤの磨耗した粒子がチェーンに付着し黒色化
したという想定もしてみたものの、以前使っていた青いタイヤでチェーンが青色化
したことはありませんでした。よって、タイヤによる要因も除外して差し支えない
と思います。
まず、自転車のフレームの代表的な部位から走行時の飛散と関係性の高い場所を
抽出し、そこに巻き上げられた物質がどの程度飛散しているのかを確認しました。
両面テープをフレームの各部に貼り付け、その後距離において55km、約2時間
の走行後の結果が上記の画像①~⑦になります。フレームのどの位置に貼り付け、
自転車の進行方向のどの角度に取り付けたかを示すものについては二枚目、三枚目
の見取り図及び一覧を参照下さい。なお、肉眼で確認できない微細な粒子の付着程
度の比較として『飛散程度』の欄を設けておりますがこちらは参考程度にとどめて
おいて下さい。
自転車の走行時における条件は、早朝5時から7時までの2時間とし、気温は2
2度、天候は晴れ、風はほぼ無風でありました。メインとなる道路は主にさいたま
武蔵丘陵森林公園自転車道でありますが、所々車道での走行もあり、比企郡川島町
での道路工事の影響で通常より多く砂利道を利用して走行を終えています。
【自転車の部位別飛散状況の確認2】
飛散状況の確認を終えて思ったこととして、思っていたよりも①、④の付着物が
少なく、⑥、⑦の下方部分に多くの飛散物が付着していることが分かりました。付
着物の程度には差が生じてますが顕微鏡で確認する限り概ね付着しているものは一
致しています。
【休憩2】
いやいや、かなり疲れてきましたよ。ちょっと中休みにしましょうか。
画像は上江橋の歩道上に集積された砂塵です。ガラスも混じってますが
拡大すると綺麗ですね。もちろんもっと細かい粒子もありました。
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