【ロードバイクの盗難対策】

 

  

 

 いやー古くて劣化した自転車ですね。それもそのはず、2001年に購入した

トレック1400というモデルで、もう14年も使ってます。当時のツールド

フランス出場チームUポスタルのレプリカモデルで私が最初に購入したロード

バイクでもありました。大半の期間が屋外保管で、直射日光にも結構晒されてい

た為、フレームはもうボロボロです。劣化した塗装をたわしで擦ったらアルミの

フレームがとうとう剥き出しになっちゃいました。

 

 フレーム:TREK1400 (2001年)

 ホイール:ボントレガーレースXライト

 タイヤ :ミシュラン プロ3レース 700×23C

 クランク:シマノ FC-4650 ティアグラ10S(50×34)

 チェーン:シマノ CN-7901

 FD  :シマノ FD-4600 ティアグラ10S

 RD  :シマノ RD-4600 SS

 スプロケ:シマノ CS-4600 (11-25)10S 

 BB  :シマノ SM-BB4600

 ヘッド :丹下 GLIDE TG32J27 1インチITA

 サドル :セライタリアC2 GEL MANGANSE

 ペダル :三ヶ島 シルバン ストリーム ペダル

 

 大まかなスペックは上記です。これと言ってコンセプトはないのですが、なるべ

く費用を抑え、街中を気持ちよく走れるように組み立てたもりです。(かなりボ

ロボロですが・・・)

 


  

 

  少し思うところもあって、昨年ロードバイクの防犯対策について少し検討をし

てみたのす。まあ、ありふれたと言うか、平凡と言えば平凡な結論に帰結したの

で、参考になるかは分かりませんが、何かのお役に立てれば幸いです。

 もう報道等を通じて自転車の盗難がクローズアップされているのは周知の事実か

と思います。特にロードバイクを狙った盗難事件は以前に比べれば増加しており、

また、部品単体で転売も出来ることから、残念ながら一度盗まれると帰って来る可

能性はかなり低いです。『盗難対策をしとけばよかった』などと落胆する前に、普

段から盗難について意識して行動すことが何よりも肝要かと思います。

 具体的な盗難・防犯対策については検討の余地はあるのですが、極端に費用がか

さんだり、ヨーロッパの様に電柱の上に電動で自転車を吊り上げて駐輪するなんて

話も現実的ではありません。盗難ばかりに意識を奪われてしまえば、食事や買い物

にも集中できませんし、それでは自転車本来の魅力が半減されてしまい、本末転倒

です。安心して自転車に乗るためにも官民挙げての更なる議論が必要かもしれませ

んね。

 

 

 結論から申し上げますと、私はロードバイクを防犯登録しました。街乗り用だけ

ですが・・・。あと、なんとなくフレームに余計なシールを貼らない暗黙のルール

ってありますよね?なぜかわかりませんが(笑)ただ、私が思うに最悪防犯登録の

シールは貼らなくていいんじゃないかと思います。以下、誰でも思いつくアイデア

ですが実行した盗難対策を紹介します。

 


 

   

 

 ロードバイクの各種パーツに傷を付けるのはタブーだと思います。しかし、自転車

が古いので問題ないでしょう。フレーム、フォーク、ホイール、左右クランク、ブレ

ーキなど、防犯登録が刻み込めるスペースのある箇所にすべて防犯登録の数字を書き

込んでください。更にホイールは着脱が容易なので工夫して簡単に取り外せないよう

にしましょう。私は保護テープでグルグル巻きにしました。こういった対策をするこ

とでまず盗難を抑止する効果が生じますし、万が一盗難されても転売がかなり困難と

なりますので、諦めて捨てる可能性も大です。防犯登録の数字から所有者情報が割り

出され返却される可能性も高いです。

 

 

 念のため自分の自転車の写真を撮って、自転車防犯登録カードと一緒に私は保管

しています。

 


 

  

 

 余談になりますが、4600系ティアグラの完成度には感服させられました。ST

Iは余っていた105グレードの物を再利用したのですが、新品で6点揃えて2万円

を切ってました。デュラエースCS-9000のカセットより安いんですよ。驚きの

コストパフォーマンスです。クランクの表面処理も、かつてのデュラエース7700

系や7800系を彷彿とさせるもので、変速性能等を評価しも、とても入門用とは

思えません。重量だけで考えればかなり重いですが、機能的には十分過ぎるらい

す。

 


 

【結び】

 

 現実問題として高価な部品それぞれに数字を打ち込むなど躊躇して出来ません。

仮に打ち込むにしても、自転車の販売店などでしっかりと打ち込んでもらえなけ

れば、部品の価値を損なうことにも繋がりかねません。また、デュラエースなど

一部パーツでは製造番号や固体識別のコードなどが印刷されていますので、将来

的には、各部品と防登録の記録が一体として管理され、防犯対策として利用さ

る日がもしかしたら来るかもしれません。

 とにかく、都心部など人口の密集地では、十分に盗難対策をして自転車に乗っ

て頂ければと思います。

 

 


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