だいぶ自転車が汚れてきこともあって、今回、ホームページの作成の練習も兼ね

て洗車方法を紹介してみたいと思います。ところで、皆さんはどんな洗車の仕方を

しているのでしょうか?自転車仲間の間でもレームやホイール、タイヤについて

の話題の機会がどちらかと言うと多くて、『どんな洗の仕方をてますか?』な

んて質問を最初にしてくる方は少ないのではないでしょうか?

 万人受けする洗車方法というのもないと思いますし、なにより住居形態や年令、

性別、職業、とくに自転車に乗る頻度によってメンテナンスの仕方も自ずと変わる

ものかと思います。なので、あくまでも参考程度に見て頂ければどうかと思います

ので、そこのところ宜しくお願いします。

 

 

 

 今回、チェーンの油汚れの除去に利用するのが、このFINISHLINEのシトラスデ

ィグリーザーです。柑橘類の皮から抽出された成分で強力に分解するというのが

謳い文句のようですが、裏面に『強可燃性』『水質汚染』『飲用危険』などと表

記れてますので大して灯油とかと変わらないと思います。使用に際しては目/肌

の保護に十分に注意し、間違っても河川とかには流さないようにして下さい。

 ちなみにこちら、600mlの実勢価格が1800円前後で、3.77Lの大

容量タイプが6100円前後です。(2014年現在)

 

 0.6 Lタイプ=約3000円/L

 3.77Lタイプ=約1600円/L

 

なので大容量の方が倍近くお徳なんですね。ただ個人だと使いきれないので、チ

ームとかでしたら買ってシェアするというのもありかもしれません。私の場合は

アルミロートを使って適時補充してますが、ちょっとコツがあって慣れないとこ

ぼれるのでそこは注意です。

 


     

 ちょっと慣れない作業ということもあってあまり正確に伝えられてないのが残

念ですが、既に汚れたスプロケットを外し、フリーを清掃し終わった場面であり

ます。カンパニョーロのシャマルというホイールのフリーボディでありまして、

多少汚れが付着していたのでウエスでふき取り、細かい油汚れはマイナスドライ

バーで取り除きます。ちなみにこのフリーボディーは10速専用(WH-KX10)

もう売ってません。中に2つベアリングが軽く圧入されていて内側は穴なしスナ

ップリングで堅く固定されていて一般人には取れません。まあ悪くなるのはどの

ホイールも外側だけなので気にする必要はないかもです。

 ここからがちょっと変わっていて、私の場合使用済みのスプロケットを洗車用

としてストックしておいて、手間はかかりますが洗車の都度取り付けています。

勿論、洗車の時だけ利用するものなので、ロックリングをモンキーで強く締めず

手で緩められる程度にとどめています。

 

 

 こちらはスプロケットの洗浄作業です。細かい部分は使い古した歯ブラシが重宝

します。ディグリーザーは多くもなく少なくもなく適量で。多いともったいないで

すし、少ないと継ぎ足す手間がかかります。やはりだいぶ汚れてますね。ある程度

汚れが落ちたら最後に洗剤でディグリーザーを洗い落とします


 

 はい。スプロケットの掃除が終わりました。

 

 いやいや、結構このホームページ作成ってのも時間がかかりますね。何事も経

験、頑張ります!

 

  

 こちらが私の愛車。2003年モデルトレック5900。いろいろ難があっ

乗り換えもしたのですが、どうも保守的で一度使った機材が変えられずいまだ

使い続けています。

 そして、洗車時やメンテナンス時に稀に使うのがトピークのプレップスタン

ドプロ重量計つきで2万5千円ほどで購入したものですが案外丈夫で壊れにく

く、一度買ったら一生ものかも知れません。欠点といえばやや重いことと、ワン

タッチで開閉するクランプアーム部分が慣れないと突然落ちてきて痛い思いを

ることくらいでしょうか。ローラー台とかいろいろ失敗した買い物が多い中、

のスタンドは納得ゆく買い物だったと思ってます。お勧めです。


  

 はい。やっと洗車(チェーン清掃)に移ります。ここで利用するのがFINISH-LINE

チェーンクリーナーキット。これももう何年間使ってるか分かりません。私の場合は

クリーナーキッドを先にチェーンに固定してからシトラスディグリーザーを流し込ん

ます。

  

 しかし、汚れてますね。ディグリーザーはケチらずチェーンが十分に浸るくら

い使って、私はこれを二度繰り返します。

 そうでした!大切な紹介をわすれてました。チェーンを逆回転させる機会って

どうも最近多くなってきたのです。そこで使うのがこの自称5(ファイブ)アー

ム回し。9000系デュラが出たので今は4アームですか・・・。クランク部分

を持って回すよりも安定性が増し、且つ効率がいいです。ダイヤルを回すように

反時計回しに回転させるとスムーズにチェーンの清掃が出来ます。あと、今回の

掃除で利用しているのは評判の悪い7900デュラです。それでも、他に持って

いる105やティアグラのコンポーネントで組まれた場合と比べると、かなり軽

くクランクが逆回転でき、軽く清掃できます。コンポによっては引っ掛かりが強

く、とてもクランク部を軽く逆回転出来るとは言えないです。この辺は慣れです

かね。スプロケットは予めトップギヤに、フロントはアウターに入れて

は言うまでもありません。

 

 最後に、フィニッシュラインのバイクウォッシュボトルのスプレー部分をと

またチェーンクリーナーキットに注ぎ、一通り5アーム回しで清掃したらこ

階の作業は終了です。バイクウォッシュをなぜ使うのか?という点について

が、洗浄力も弱く無意味なのですけど、何故か最後に使ってから注油したほ

滑らかな気がするのです。


     

 大変長くなりました。ここから少しピッチを早めます。ディグリーザー類で

浮いた汚れを水とジョイ君で洗い流します。水が使えない環境での洗車もあり

えますので、その場合の簡易洗車はまた別途紹介するとして、ここではホース

での利用を前提に話を進めます。

 肝は、使う水は少なめになるべく早くですかね。やはりロードバイクはベア

リングを多用してますから水は厳禁です。BB、ヘッド、フリーなどの部分は

なるべく水がかからないように注意します。この辺は私はまだまだ修行中の身

ですから諸先輩方には敵いません。

 

 何度も申し上げますが、面倒なのは承知ですが一度スプロケットを外して

別のスプロケを利用してこの洗車作業をするのが良いと思います。まず利点

として、ホイールのフリーボディーに水をかけずに済みますし、作業効率、清

掃効率の観点からも個別に作業した方が仕上がりが変わってきます。

 ちなみに上の画像はチェーンのみに最小限水を掛けた状態でのフリーボディ

です。直接水をかけていないにも関わらずチェーンを伝ってフリーにも水が染

渡っています。チェーンを洗浄する際にディグリーザーもスプロケットに多

少流れていることが考えられますので、私の場合は自転車をメンテナンス台に

固定する際に少し傾けて固定し、なるべく水気が内側に入り込まなよう注意

してます。まあ、あまり神経質にならなくともグリスを十分に充填てフリーボ

ディを取り付ければ、内部まで水が侵入することはないと思います。


   

 

 いやいや、ほんとに最後まで見てくださった方が居れば感謝です。ヤフージオシ

ティーズのサービスが変更になってカウンタ機能がもうありません。作ったはいい

が誰も見てないじゃ悲しいですし、まぁ少しは参考になればいいのですけど・・・。

 残った水をタオルでふき取っています。洗車といってもチェーンばかり写してい

がもちろんフレームも掃除しました。

 最後に潤滑剤を各部に塗っておしまいといったところですか?最近はイノテック

105に潤滑剤を移行しました。まだアーモンドのような臭いには慣れません。チ

ェーンが完全に乾ききってからだと音鳴りするリスクが高まる気がするので、なる

べく早めに注油することを私はおすすめします。

 


 

 ようやく、私の洗車の紹介も終わりました。どうでしたか?『ここはいい』『そ

こは違うだろ』などいろいろご意見あると思います。ひとそれぞれ洗車の方法も千

差万別、個性があっていいと思います。ちょっと長くなってしまって恐縮ではあり

ますが、なにかの参考になれば幸いです。ではまた。


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